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「宝島」「フォルモサ」中国が商標登録却下


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年3月26日_記事番号:T00021744

「宝島」「フォルモサ」中国が商標登録却下

 
 時計販売大手の宝島鐘錶集団(フォルモサ・タイムズ)がこのほど、台湾で長期にわたり使用している「宝島」「FORMOSA(フォルモサ)」という商標の登録を中国で申請したところ、いずれも却下されたことが25日までに明らかになった。26日付自由時報が伝えた。

  中国工商行政管理総局商標局は「FORMOSAはオランダなどの植民地主義者がわが国の台湾島に対して付けた侮辱的な旧称であり、商標として使用すれば悪影響を及ぼす恐れがある」として、申請を却下した。

 同様の理由で、宝島眼鏡(フォルモサ・オプティカル)、宝島婚紗、魯肉飯(台湾風肉そぼろご飯)の「鬍鬚張(フォルモサ・チャン)」など、英文名に「フォルモサ」の文字がある企業の商標登録はいずれも認められていないという。

 陳情を受けた国民党の丁守中立法委員は、「フォルモサという名称は、われわれにとっては『美しい島』という意味で、マイナスの意味はない」と述べ、政府に中国側との民間トップ会談で議題として取り上げることを求めた。