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華冠の携帯出荷、通年2千万台も


ニュース 電子 作成日:2010年3月26日_記事番号:T00021753

華冠の携帯出荷、通年2千万台も

 
 携帯電話部品メーカーの観測によると、携帯受託生産の華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)は今年下半期、上半期の出荷予測値である500万~600万台の2~3倍の出荷が見込め、通年出荷台数は1,600万~2,000万台となり台湾携帯受託業界で首位に立つ見通しだ。26日付電子時報が報じた。

 華冠の上半期出荷はLGエレクトロニクスからの受注が大きく貢献している。今後の出荷状況はソニー・エリクソンから受託した新機種2種類と、米携帯大手から受注した新機種が市場に受け入れられるか、およびLGとの提携関係がさらに拡大するかが鍵になるという。

 携帯受託業界で華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)や鴻海精密工業、富士康国際(FIH)が3G携帯やスマートフォンに重心を移す中、華冠は2G機種の生産に注力しており、業界で唯一世界5大ブランドのうち3社から受注を受けている。昨年の出荷実績は1,164万台で、今年は前年比5~6割の出荷増となる見通しだ。