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景気対策信号、2カ月連続「赤」で回復鮮明に【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年3月29日_記事番号:T00021761

景気対策信号、2カ月連続「赤」で回復鮮明に【図】

 
 行政院経済建設委員会(経建会)は26日、景気動向を示す1~2月の景気対策信号が2カ月連続で景気好調を示す「赤」を示したと発表した。27日付工商時報が伝えた。
 
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 1月の景気対策信号は当初、景気拡大局面へと入りつつあることを示す「黄赤」だったが、卸小売業の売上高が当初集計が上方修正されたため、「赤」へと引き上げられた。同信号が「赤」となるのは2004年6月以来5年半ぶりで、景気の順調な回復ぶりを裏付けた。

 経建会は景気綜合判断指数を5段階に分け、景気対策信号を発表しており、同指数が38~45ポイントの場合が「赤」に該当する。1月と2月の同指数はいずれも38ポイントだった。数値がさらに上昇すると景気が過熱状態にあることを示す。

 経建会の胡仲英副主任委員は「景気対策信号が2カ月連続の『赤』となったことは、台湾経済が好調であることを示すもので、景気過熱を意味するものではない」との認識を示した。

 胡副主任委員はまた、「経済指標が順調に改善していることからみて、(景気対策信号は)3月も『赤』を示すのではないか」と述べた。