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作成日：2010年3月29日_記事番号：T00021766
ＭＲＴ淡水線、淡海まで延伸を指示
呉敦義行政院長は今月24日、行政院経済建設委員会（経建会）から不動産市場健全化策に関する修正提案を受け、台北市の新都市交通システム（ＭＲＴ）淡水線を台北県淡水鎮で開発が遅れているニュータウン「淡海新市鎮」まで延伸することを指示した。29日付工商時報が伝えた。
淡海新市鎮は交通インフラ整備の遅れから企業進出が思うように進んでおらず、 当初計画の軽軌鉄道（ライトレール、ＬＲＴ）建設からＭＲＴ淡水線の延長に変更することで、接続問題や工期が長引くとの問題を解決できるとみて今回の決定に至った。
また、ＭＲＴ新店線沿線では、台北県新店市の新店中央新村以北の大面積の荒れ地を接収し、ニュータウンとして整備していく方針も打ち出された。
このほか、ＭＲＴ万大線も台北県中和市、土城市方面への延伸計画が確定し、内政部と地方自治体が沿線開発による住宅供給の拡大で連携していくことになった。
