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サムスン電子社長が来台、大量発注に期待


ニュース 電子 作成日:2010年3月29日_記事番号:T00021775

サムスン電子社長が来台、大量発注に期待

 
 韓国サムスン電子の崔志成(チェ・ジソン)社長が25日から3日間の日程で台湾を訪問した。訪問中は鴻海精密工業、英業達(インベンテック)などノートパソコン受託生産メーカーのほか、家電量販大手の燦坤実業などを訪れた。一部では台湾企業に対し、100億台湾元(約290億円)に上る発注を行ったとの観測も出ている。27日付工商時報が伝えた。

 鴻海やインベンテックを訪れたのは、ノートパソコンの世界シェアを伸ばしたい同社の思惑の表れとみられる。また、燦坤の訪問で台湾の内需市場拡大にも関心を示した格好だ。

 サムスンは昨年、大中華圏(中国・香港・マカオ・台湾)で過去最高の317億米ドルを売り上げた。台湾では今年、液晶テレビ、デジタルカメラの販売拡大を見込んでいる。

 崔社長は同社の半導体部門、デジタルメディア部門を経て、2007年に情報通信総括社長に就任。09年からは社長兼デジタルメディア・コミュニケーション部門長を務めている。