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クアンタ、Q2出荷2割増も【表】


ニュース 電子 作成日:2010年3月29日_記事番号:T00021777

クアンタ、Q2出荷2割増も【表】

 
 ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の梁次震副董事長はこのほど、第2四半期の出荷見通しについて「明らかな成長を見せる」と語った。証券会社は、同社の出荷は3月から上向きとなり、第2四半期の出荷台数は1,260万~1,270万台、出荷成長率は20%に迫るとみている。27日付経済日報が報じた。
 
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 クアンタの1~2月出荷台数は690万台で、ライバル、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の820万台にリードを許した。しかし、梁副董事長は今年は第1四半期が業績の底で、出荷は四半期ごとに回復して通年で5,000万台以上に達すると予想している。

 証券会社によるとクアンタは今年、米ヒューレット・パッカード(HP)のコンシューマ向け機種が業績成長の主軸となる。HPは主力の15.6、16インチ機種をクアンタに委託しており、15.6インチ機種では鴻海精密工業にも2モデルを委託している。

 クアンタは先日、生産規模拡大に向けて中国・重慶に達豊電能(仮称)の設立を決定。投資額2,000万米ドルで4月に着工、年末までに生産開始と伝えられる。同時に江蘇省常熟の達富電脳への2,000万米ドルの増資も行った。