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ウィストロン、5月に3Dノート新機種出荷か


ニュース 電子 作成日:2010年3月29日_記事番号:T00021778

ウィストロン、5月に3Dノート新機種出荷か

 
 ノートパソコン部品メーカーによると、ノートPC受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)はこのほど、宏碁電脳(エイサー)に続き、新たに2社から3次元(3D)表示スクリーン搭載ノートPCを受注したもようだ。早ければ5月に出荷を開始し、7月に次の新機種も出荷するとみられる。28日付工商時報が伝えた。

 ウィストロンの3Dノート顧客に加わったのは、ヒューレット・パッカード(HP)とデルとみられる。新機種は3D機能の改良が進み、販売価格3万8,000~5万台湾元(約11万~14万5,000円)となる見込みだ。

 同業他社がエヌビディアの3Dソリューションを採用し、コスト負担が高まる一方、ウィストロンはソリューションを自社で保有し、また3Dグラス(眼鏡)に偏光式を採用して製品価格を低く抑えている。今後、偏光式技術の導入元を日本メーカーから台湾系に切り替えてさらなるコスト低減を実現し、3Dノート小売価格の引き下げに貢献しそうだ。

 なお、エヌビディアの技術で3Dグラスに比較的高コストのシャッターグラス方式を採用した3Dノートの販売価格は7万~8万元で、一部のヘビーユーザー向けとなっているもようだ。