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新奇美電のバックライト、自社調達7割まで引き上げか


ニュース 電子 作成日:2010年3月29日_記事番号:T00021783

新奇美電のバックライト、自社調達7割まで引き上げか

 
 29日付経済日報によると、3社合併で誕生した液晶パネル最大手、新・奇美電子(チーメイ・イノルックス)は、バックライトモジュールの自社調達率を今後、7割まで引き上げるようだ。バックライトモジュールを供給している奇美集団傘下の奇菱科技(チーリン・テクノロジー)や、そのほか大億科技(ケンモス・テクノロジー)、中強光電(コアトロニック)、瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)は、今後受注が減少し、苦境に立たされることも予想される。

 奇美電幹部によると、バックライトモジュールの自社調達率引き上げは、旧・群創光電(イノルックス・ディスプレイ)のやり方に倣うもので、現在検討段階だという。コストと技術の角度から検討し、効率が良いと判断してから実施する。

 なお、中強光電や瑞儀光電は既に、リスク分散のためサムスン電子やLGディスプレイから受注を獲得し、韓国企業向け製品の売上高比率を過半まで引き上げているという。