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MS&AD、台湾生保の買収も


ニュース 金融 作成日:2010年3月30日_記事番号:T00021796

MS&AD、台湾生保の買収も

 
 三井住友海上グループホールディングス、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の3社が経営統合して4月1日に誕生する損保業界アジア最大手「MS&ADインシュアランスグループHD」は、台湾の比較的規模の小さい生命保険会社の買収を含め、海外投資を積極的に展開するもようだ。30日付経済日報が報じた。

 三井住友海上グループは中国本部を上海に置き、北京、蘇州などにも拠点を置く。中国消費者の日本ブランドに対する抵抗感に配慮して、かつては台湾子会社の明台産物保険を通じた中国進出も検討したが、明台は「純資産最低50億米ドル、設立30年、代表事務所開設から2年」の、中国の外資保険会社に対する進出認可条件を満たしていないため見送られた経緯がある。

 明台産険の張立義総経理は、「今後、関連規定に合致できるようになれば、中国進出を申請したい」と話している。