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富邦証券、中国の方正証券と合弁【表】


ニュース 金融 作成日:2010年3月30日_記事番号:T00021799

富邦証券、中国の方正証券と合弁【表】

 
 富邦金融控股傘下の富邦証券と中国の方正証券は29日、合弁でファンド運用会社「方正富邦基金管理公司」を北京市に設立すると発表した。両社は既に中台双方の金融監督当局に申請を済ませており、年内にも営業を開始できる見通しだ。30日付経済日報が伝えた。
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 新会社の資本金は2億人民元(約27億円)で、出資比率は方正証券が66.6%、富邦証券が33.3%となる。1~2年後には増資により、富邦証券の出資比率を49%まで引き上げる計画だ。営業開始後は、中国でA株(国内投資家向け株式)を投資先とするファンドの設定が可能となる。

 これに先立ち、統一証券も今月、福建省聯華国際信託、アモイ国貿集団などと合弁でファンド運用会社を設立することを決めているが、市場では宝来証券も中国での提携先を模索しているとの観測が流れている。

 一方、富邦金控傘下のベンチャーキャピタル、富邦金控創投は今月初め、中国の中信集団傘下の中信資産管理と合弁で、北京にリース会社「中信富通融資租賃有限公司」を第3四半期にも設立すると発表している。