ニュース 建設 作成日:2010年3月30日_記事番号:T00021801
鉄筋や鋼材など建築材料の相場に先高感が強まっていることを受け、大手建設会社は計画中の開発物件の着工を前倒しする動きを見せ始めている。30日付経済日報が伝えた。
遠雄集団(ファーグローリー)の趙藤雄董事長はこのほど、オイルマネーによる建設ラッシュに沸く中東視察を終え、建築材料の国際価格が高騰を続けていることに危機感を覚えた。このため、台湾に戻るや、計画中の開発物件の着工前倒しを指示したという。
同社はまた、住宅価格はさらに上昇が見込まれるとして、現時点では「売り惜しみ」が有利だと判断。趙董事長は「値上げで販売ペースを落とす可能性もある」と述べた。
このほか、華固建設は台北市内湖区の五期再計画区でオフィスビルを、国泰建設は台北市杭州北路の高級住宅を3月中に着工した。興富発建設(ハイウェルス・コンストラクション)も総額100億台湾元(約290億円)規模の開発物件で施工を急いでいる。
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