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ノートPCメーカー、Q2出荷成長が二極化か


ニュース 電子 作成日:2010年3月30日_記事番号:T00021810

ノートPCメーカー、Q2出荷成長が二極化か

 
 ノートパソコン用IC設計業者によると、ノートPCのオフシーズンとなる第2四半期、華碩電脳(ASUS)からの受注量が前期比で20%も減少する一方、ヒューレット・パッカード(HP)やデルなどからの受注は引き続き好調で、顧客からの受注の伸びに二極化がみられるという。このため、ノートPCブランド、受託生産メーカーの出荷成長にも大きな差が出そうだ。30日付電子時報が報じた。

 IC設計会社によると、ASUS、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)、微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)は、低価格ノートPC(ネットブック)在庫水準上昇や価格競争激化などの問題を抱え、第2四半期の部品発注の勢いが弱まっているようだ。宏碁(エイサー)、聯想集団(レノボ)も同様の可能性があるとみられる。

 受託生産メーカーでは、大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)や広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は第1四半期と同じく部品発注に積極的で、ノートPC出荷見通しも依然楽観できるが、英業達(インベンテック)、緯創資通(ウィストロン)の発注は前期比で陰りが見られるという。