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コンパル、中国昆山に筐体メーカーを設立【表】


ニュース 電子 作成日:2010年3月30日_記事番号:T00021812

コンパル、中国昆山に筐体メーカーを設立【表】

 
 ノートパソコン受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は29日、第三地経由で中国江蘇省昆山市に金属筐体(きょうたい)メーカー、瑞宏精密電子を設立した。30日付蘋果日報などが報じた。
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 新会社の資本金は1億7,400万台湾元(約5億円)。マグネシウム合金筐体やアルミ合金筐体の研究開発(R&D)を行い、第3四半期から量産に入る計画だ。当初は、単期で50万枚の出荷を見込む。陳瑞聡・同社総経理は、下半期からビジネス向けノートPCの買い替え促進が予想され、大部分にマグネシウム合金筐体が採用されると好感している。

 コンパルはノートPC部品への投資を拡大し、垂直統合を進めている。筐体世界最大手の巨騰国際控股と合弁で、同省南京市に昨年設立した工場(巨宝精密加工)は、今年第2四半期の生産能力がプラスチック筐体で単月200万セット、金属筐体は第3四半期にかけて同300万枚を見込む。コンパルがノートPCに必要とする4~6割を賄える計算だ。