ニュース 電子 作成日:2010年3月31日_記事番号:T00021833
禾伸堂企業(ホーリーストーン・エンタープライズ)は、日立化成エレクトロニクス(本社・栃木県真岡市、幸島博起社長)から譲渡されるタンタル・ニオブコンデンサ事業で、この4月から9月にかけて設備の評価を行い、その後量産に入る。来年には同部門で、NEC、三洋電機、米AVSと並ぶ世界4位への成長を期待している。31日付工商時報が報じた。
ホーリーストーンは昨年11月、日立化成エレクトロニクスのコンデンサ事業集約に伴い、同社三春工場(福島県三春町)のタンタル・ニオブコンデンサ事業を譲渡されることが決まった。年内に設備の一部を利沢工場(宜蘭県)に移設し、初期生産能力は3,000万個を目標にする。
唐錦栄同社董事長は、パソコンの機能・性能向上に伴って必要とされるコンデンサ量が従来機の1.2~1.3倍に増加しており、需要拡大につながっていると指摘した上で、「日立化成エレクトロニクスは製品が国際大手メーカーの認証を受けている世界最大の高分子タンタルコンデンサメーカーであり、また、ノートPCは大量の高分子製品を必要とする」と語り、同事業の成長に期待を示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722