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凌陽傘下3Gチップメーカー、UMCが2位株主に


ニュース 電子 作成日:2010年3月31日_記事番号:T00021835

凌陽傘下3Gチップメーカー、UMCが2位株主に

 
 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は昨年下半期より、凌陽科技(サンプラス・テクノロジー)傘下のIC設計メーカー、恒通高科(HTエムモバイル)に対し、ベンチャーキャピタルを通じて約2億台湾元(約5億8,000万円)の出資を行い、出資比率15.45%で2位株主となった。HTエムモバイルは携帯電話3Gチップの設計を行っており、出資には同社から3Gチップの生産受託を確保する狙いがある。31日付経済日報が報じた。

 UMCは今年初め、聯発科技(メディアテック)製品の量産を優先するという条件で、メディアテックが台湾積体電路製造(TSMC)に発注していた2.5G、2.75Gチップの生産を取り戻した。ただ、メディアテックは依然、3GチップはTSMCへの発注を続けている。

 UMCは現在、クアルコム、テキサス・インスツルメンツ(TI)から携帯チップを受注しているが、台湾メーカーの育成を通じて同分野の拡大を図りたい考えだ。