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ECFA交渉、市民100人が抗議


ニュース 社会 作成日:2010年4月1日_記事番号:T00021844

ECFA交渉、市民100人が抗議

 
 31日から始まった海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の第2回交渉で、会場となった鴻禧大渓別館(桃園県大渓鎮)には野党・民進党の立法委員や市民100人余りが押し寄せ、中国の五星紅旗を焼くなど抗議に気勢を上げた。1日付自由時報が報じた。
 
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ECFAに抗議するため民進党は、今後大規模デモの展開も検討するとしている(31日=中央社)
 
 抗議に訪れた市民は、「台湾民衆はECFAを理解しておらず、馬英九政権による中国との交渉は台湾を中国に売り渡すことにほかならない。ECFAを締結するのであれば、民衆にその本質を理解させた上で、住民投票にかけるべきだ」などと訴えた。市民の中には会場に押入ろうとした者もいたが、警察官の方が数が多く押しとどめられた。

 抗議行動に対し江宜樺内政部長は、「中国大陸の代表者がけがをしたり驚いたりすることは希望しないが、彼らに台湾の自由民主社会と多元的な見方を一定程度感じてもらうのは悪いことではない」とコメントした。