ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中台間でETF相互上場へ、今年後半にも協定締結


ニュース 金融 作成日:2010年4月1日_記事番号:T00021849

中台間でETF相互上場へ、今年後半にも協定締結

 
 台湾証券交易所の楊朝栄副総経理は31日、中台間で海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)が締結されるのを待って、株価指数連動型上場投資信託(ETF)の相互上場に関する協定が早ければ今年後半にも結ばれるとの認識を示した。1日付蘋果日報が伝えた。

 楊副総経理は同日、元富証券主催の「台湾尖端企業論壇」に出席し、ETFの相互上場に向け、上海証券交易所と接触していることを明らかにした。相互上場は香港・台湾間のケースに準じた方式が有力だ。

 相互上場解禁を見越し、台湾の宝来投信は先月、中国で適格外国機関投資家(QFII)の資格を申請し、中国のA株市場(国内投資家向け市場)への参入準備を開始した。同社は解禁され次第、中国A株のETFを台湾に上場させるとともに、台湾50指数を基準とするETFを中国で上場させる構えだ。