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作成日：2010年4月1日_記事番号：T00021854
南港タイヤ、４月から３〜８％値上げ
南港輪胎（南港タイヤ）は１日から、天然ゴムや合成ゴム、カーボンブラックなど原料価格上昇を受け、製品価格を３～８％引き上げた。同社は年初にも、北米以外の地域向けで６％、米国による中国製タイヤへの上乗せ関税措置を受け、北米向けで16％以内の値上げを実施したばかり。同社は下半期にも引き続き値上げする可能性を示唆している。１日付経済日報が伝えた。
同業の華豊橡膠工業（ＤＵＲＯ）も追随値上げを検討しているもようだ。このほか、タイヤ販売や修理関連の業者なども、これを機に値上げする可能性がある。
一方、業界大手の正新橡膠工業、建大工業、泰豊輪胎（フェデラル）は受注がほぼ満杯状態となっているが、今のところ値上げは表明していない。ただ、顧客に対する優遇措置の縮小や取りやめで、実質値上げとしているもようだ。
