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政府の情報システム、クラウドに転換


ニュース 電子 作成日:2010年4月1日_記事番号:T00021861

政府の情報システム、クラウドに転換

 
 行政院は政府機関の情報システムにクラウド・コンピューティングを導入する「政府雲(ガバメント・クラウド、Gクラウド)計画」を推進する。台湾全土にある政府機関約4,000カ所の情報システムを最終的にクラウド・データセンター2~3カ所に集約する内容で、100億台湾元(約294億円)を超える需要創出が見込まれる。1日付工商時報が伝えた。

 行政院は今後の組織改革で、政府の情報システムの抜本的見直しを進める方針だ。Gクラウド計画は行政院研究發展考核委員会(研考会)が中心となり推進する。投資額は現時点で未定だ。

 このほか、経済部は台湾全土の科学園区にクラウド・コンピューティング用のインターネットデータセンター(IDC)を設置し、進出企業に活用してもらうことを検討している。

 これに関連し、中華電信は31日、今後台北県板橋市に設置予定のIDC運用センターに、全土に散在するIDCの統括機能を持たせる方針を明らかにした。