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メディアテックのQ1業績、過去最高水準も


ニュース 電子 作成日:2010年4月1日_記事番号:T00021864

メディアテックのQ1業績、過去最高水準も

 
 IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は、新興市場での携帯電話需要が引き続き好調なことから、3月売上高は同社予測の95億~105億台湾元を上回る120億元(約353億円)に達するとの予測が証券会社から出ている。このため、第1四半期の連結売上高は同期としては過去最高の330億元、単期で過去最高だった昨年第3四半期の343億元に迫る可能性もあるとみられる。1日付工商時報が伝えた。

 同社は第1四半期通期の携帯電話用チップの出荷数が1億3,000万セットと、同期としての過去最高規模に達する見通しだ。また、通年でも同社予測の4億5,000万セットを大きく上回る可能性が高いと推測されている。

 同社によると、春節(旧正月)後に顧客が非常に低い水準にあった在庫の大幅な補充を行ったことが、第1四半期全体がオフシーズンながらも好調となった理由だという。証券会社は、価格と粗利益率の下落といった問題はあったものの、同社は1株当たり利益が引き続き台湾企業の中で最高になるとみている。