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半導体封止・検査各社、Q2に2〜5%値上げ


ニュース 電子 作成日:2010年4月1日_記事番号:T00021865

半導体封止・検査各社、Q2に2〜5%値上げ

 
 日月光半導体(ASE)や頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)など、パッケージング・テスティング(封止・検査)各社は、需要の高まりでフル稼働となっている上、金や銅などの原料価格の高騰を受けて、第2四半期から新規受注に対し2~5%の値上げを行う。既に緊急受注や短期受注に対し実施されている。現時点で値上げを表明していない業者も今後追随するとみられる。1日付工商時報が伝えた。

 業界関係者は「新設備導入の納期が延び、今後半年の処理能力にも限りがある上、コスト上昇も重なったための値上げ措置だ」と説明している。各社は先ごろ、従来行っていた3~5%のディスカウントを4月以降取りやめることを決定したばかり。

 川上のファウンドリー各社は第2四半期、既に受注満杯で、ウエハー投入枚数は前期比5~10%増となる見通しであることから、 封止・検査各社も受注が7月末まで見通せる状態で、第3四半期まで四半期ごとに売上増が見込める。