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作成日：2010年4月2日_記事番号：T00021879
台北市バス、悠遊カード利用で乗り継ぎ半額も
台北市交通局が運行する市バス「台北市公車」は、ＩＣカードの悠遊カード（イージーカード）を利用して２路線を乗り継ぐ際の乗り継ぎ後の運賃について、７月から試験的に一部半額とする。２日付蘋果日報が伝えた。
試行措置が実施されるのは、「小巴」と呼ばれるマイクロバスの10路線、郊外の山地を運行区間に含む23路線の計33路線。悠遊カードを利用した１時間以内の乗り継ぎで、乗り継ぎ後の運賃が、大人15台湾元（約44.3円）のところ８元となる。月間延べ約10万2,600人が恩恵を受ける見込みだ。施行期間は１年を予定している。
現在、都市交通システム（ＭＲＴ）から市バスへの乗り継ぎでバス運賃が半額になるサービスは実施されているが、バス同士の乗り継ぎには割引がなかった。同局は今回の試行措置が好評であれば市内全域で実施し、乗り継ぎ率を現在の18％から、36％に引き上げたいとしている。
