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電動バイクの普及目標、100万台に引き上げを=商工団体


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年4月2日_記事番号:T00021888

電動バイクの普及目標、100万台に引き上げを=商工団体

 
 台湾政府が電動バイクを今後3年間で10万台普及させると目標を立てていることについて、6大商工団体は1日、理事長会議を開き、普及目標が低すぎるとして、今後4年間で100万台の普及を目指すよう、経済部と交通部に働き掛けていく方針を固めた。2日付工商時報が伝えた。

 6大商工団体はまた、電動バイク普及に向け、都市部に専用車線や充電スタンド、バッテリー交換所を整備し、「グリーンシティー」の実現に努めることも提言した。

 6大商工団体は、台湾のバイク普及台数1,400万台のうち400万台を占める50ccバイクによる二酸化炭素(CO2)排出量が年間164万4,000トンに達するとの試算を示し、台湾の現状を考えれば、電動バイクの普及が環境対策を進める上で有効な方策になると指摘している。

 工業技術研究院は、50ccバイクの毎日の平均走行距離は16キロメートルで、1回の充電で走行可能な距離が40キロであることを考えれば、十分にバイク保有者の需要を満たすことができるとみている。