ニュース 電子 作成日:2010年4月2日_記事番号:T00021892
鴻海精密工業が受託生産を行う米アップルのタブレット型パソコン「iPad」の今年の出荷台数見通しについて、クレディ・スイス証券の鄭勝栄ハイテク産業アナリストは従来の393万台から481万台へ、22.4%の上方修正を行った。来年はさらに81.5%増の873万台に達するとの予測だ。2日付工商時報が報じた。
同じくアップルから受託するスマートフォン、iPhoneの今年の出荷予測も3,911万台から4,065万台へと引き上げた。来年予測は5,236万台。
また、新分野のノートPC受託生産での今年と来年の出荷台数予測も、従来の「650万台、960万台」から「900万台、1,560万台」への上方修正を行った。iPad、iPhone、ノートPCの出荷台数上方修正により、今年と来年の予想売上高も2兆5,280億台湾元(約7兆4,444億円)、2兆9,340億元とそれぞれ3%上方修正した。しかし、労働コストと部品コストの上昇により、営業利益の予測値について1%下方修正した。
なお、鴻海は3月31日、スロバキアのソニー液晶テレビ工場の買収を発表したが、ゴールドマン・サックスの金文衡アナリスト(アジア科学技術産業研究部)は、買収により今年欧州市場向けの液晶テレビ出荷が100万台増加し、550万~600万台の水準に達するとみている。
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