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ウィンテック、iPad効果で3月6割増収


ニュース 電子 作成日:2010年4月2日_記事番号:T00021893

ウィンテック、iPad効果で3月6割増収

 
 中小型液晶パネル大手、勝華科技(ウィンテック)の3月連結売上高は、4月3日発売の米アップルのタブレット型パソコン「iPad」向けで出荷枚数が伸び、前月比60.33%増の32億2,800万台湾元(約95億5,000万円)となった。第1四半期通期では75億9,600万元で、前期比減少幅は5.64%にとどまった。2日付工商時報が伝えた。

 ウィンテックはiPad用タッチパネルの最大サプライヤーで、今年はiPad向けで40億~50億元の売上貢献が見込めると証券会社は予測している。

 アップルのスマートフォン、iPhone向けも引き続き受注しており、同社売上高に占めるタッチパネル製品の割合は、昨年の25~30%から今年は40%まで拡大すると見込まれている。高粗利益率のタッチパネルの成長で、早ければ第2四半期中の黒字転換が見込めそうだ。今年はカラーフィルター(CF)生産ライン2本をタッチパネルラインに改造するなど、生産能力を大幅に拡充する方針だ。