ニュース
電子
作成日：2010年4月2日_記事番号：T00021894
新・奇美電8.5世代工場、主力は32型ＴＶ用
２日付電子時報によると、３月18日に３社合併で誕生した液晶パネル台湾最大手、世界３位の液晶パネルメーカー、新・奇美電子（チーメイ・イノルックス）が３月から稼働を開始した第8.5世代工場では、同世代の工場での切り出しに適しているとされる32インチおよび55インチの液晶テレビ用パネルのうち、32インチパネルを主力としているもようだ。
奇美電の8.5世代工場は、４月にはガラス基板投入枚数を1,000～2,000枚、ハイシーズンの第３四半期には月8,000枚まで増やし、第４四半期には月２万7,000枚でフル稼働になる見通しだ。
さらに、来年第１四半期には新たに設備を搬入し、同年第３四半期から月産能力を６万枚まで高める計画だ。
