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列車のボルト脱落、南回り線不通に


ニュース 運輸 作成日:2010年4月6日_記事番号:T00021907

列車のボルト脱落、南回り線不通に

 
 5日午後6時半ごろ、屏東県の台湾鉄路(台鉄)西勢駅付近を走っていた台東発豊原行きの自強号(9両編成)で2号車のエンジンの振動防止装置からボルトが脱落するトラブルがあり、同列車は単線区間で緊急停車した。この事故で南回り線は上下線とも不通となり、清明節休暇を過ごした乗客ら7,000人の足に影響が出た。6日付中国時報が伝えた。
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緊急停止した自強号。各方面から「あり得ないトラブル」との批判を受けている(5日=中央社)

 エンジンは落下寸前で、線路と激しく接触し、脱線の危険があった。列車はトラブルを起こした車両など3両を除く6両で運転を再開したが、車内は混雑しており、全員は乗りきれず、一部乗客は、バスで潮州駅まで輸送され、別の列車に乗り換えた。

 事態を重く見た台鉄は、同種のディーゼル列車の緊急点検を指示した。今後人為ミスが見つかれば、しかるべき処分を下す方針だ。南回り線は6日から平常通りに運転されている。