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作成日：2010年4月6日_記事番号：T00021909
台北ＭＲＴ環状線、15年末に開通へ
台北県交通局はこのほど、既存の都市交通システム（ＭＲＴ）文湖線・動物園駅、剣南路駅から三重、板橋、中和、新店の各市など台北市郊外を結ぶ環状線の第１期区間（五股工業区～大坪林間）について、当初予定通り2015年内（12月）に竣工・開通させる計画を確定した。６日付中国時報などが報じた。
同路線の敷設計画は、ＢＯＴ（建設・運営・譲渡）方式による建設請負業者が決まらなかったことや、その後、計画推進の主導権が台北県から台北市捷運工程局へと移ったことなどから着工のめどが立たず、開通時期も延期されるとの見方が出ていた。
台北県交通局によると、環状線建設では、駅や操車場の用地買収に向けた準備作業を終えており、今年７月に新店市民権路から本格的な工事に着工、14年には試験運転を行う計画だ。
環状線第１期区間には計14駅が設置され、全長は15.4キロメートル。総工費は約401億台湾元（約1,200億円）。
