ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北県、今年の観光客3千万人目指す


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年4月6日_記事番号:T00021914

台北県、今年の観光客3千万人目指す

 
 台北県政府観光旅遊局は今年、観光客3,000万人の達成を目指し、観光園区の整備や、公共交通機関での2カ国語サービス提供など、ソフトとハードの両面から施策強化に取り組む。観光客数で台北市を抜き、台湾全土で1位となることを目指す。6日付工商時報が伝えた。

 同局によると、2009年に台北県を訪れた観光客数は2,560万人で、台北市の2,649万人にわずかに及ばなかった。ただ、前年比30.92%増と、成長率では台北市の12.63%を大きく上回っている。また、同県観光産業発展協会によると、県内のホテル・旅館業界の09年宿泊客数は前年の約4倍となる260万人、売上高は同3.8倍となる31億6,000万台湾元(約94億円)に達した。

 同県は目標達成に向け、廃坑となった炭鉱を利用した侯硐煤砿博物園区や、万金温泉園区など、地域の歴史や特色を生かした観光レジャースポットの整備を行う。また、淡水鎮の「漁人碼頭」などで、BOT(建設・運営・譲渡)方式による高級ホテル建設を進めている。