ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

仁大工業区、高圧線移設で操業中断


ニュース 石油・化学 作成日:2010年4月6日_記事番号:T00021920

仁大工業区、高圧線移設で操業中断

 
 台湾有数の石油化学コンビナート、仁大工業区(高雄県大社郷)では、台湾電力の高圧線移設工事のため、7日から1週間以上にわたり操業中断を余儀なくされる。4日付経済日報が伝えた。

 操業を中断するのは、▽台聚集団(USI)▽台橡(TSRC)▽李長栄化学工業▽中国人造繊維(CMFC)▽中国石油化学工業開発(CPDC、中石化)▽国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)▽台湾石化合成▽大連化学工業──などで、業績への影響は必至とみられる。また、これらプラントが生産する品目のうち、アクリロニトリル(AN)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)などは相場が一段高となりそうだ。

 今回の操業一斉中断を受け、台湾中油も第4ナフサ分解プラント(高雄県林園郷、エチレン年産38万トン)の操業を9日間にわたり中止し、生産調整を行う。