ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

3月のバイク新車販売台数、光陽がシェア首位奪還【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年4月6日_記事番号:T00021922

3月のバイク新車販売台数、光陽がシェア首位奪還【表】

 
 交通部数拠所の統計によると、3月のバイク新車登録台数は前年同月比19.59%減の3万1,111台で、ブランド別では、光陽工業(KYMCO)が1万973台(前年同月比22.70%減)で、今年1月以来、台湾ヤマハに奪われていたシェアトップの座を奪還した。昨年末の排気量150cc以下のバイクに対する貨物税(物品税)減税措置打ち切りを前に、減税を受けるため前もって大量の新車登録を行った「新古車」の在庫消化が光陽や三陽工業(SYM)で順調に進んだことが好調の理由とみられる。一方、第1四半期通期では台湾ヤマハが2万5,654台(前年同期比20.82%減)のシェア38.9%でトップとなった。3日付工商時報などが報じた。
T000219221

 
 「新古車」の消化は予想以上のスピードで進んでおり、3月の市場全体の前年比成長率は、1月の35%減、2月の47%減からマイナス幅が大きく縮小した。今後の市場見通しについて業界関係者は、第2四半期が例年のハイシーズンに当たることに加え、景気も回復していることから、四半期ごとに上向くと予測している。

 ただ、今年通年の登録台数は、第1四半期登録台数の前年同期比大幅減(34.15%減)が響き、昨年の60万台を下回る50万~55万と予測している。