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1〜2月の液晶テレビ販売22.5万台、予想下回る【表】


ニュース 家電 作成日:2010年4月6日_記事番号:T00021923

1〜2月の液晶テレビ販売22.5万台、予想下回る【表】

 
 6日付電子時報が液晶テレビメーカー各社のデータをまとめたところによると、1月の台湾市場向け液晶テレビ出荷は、例年のハイシーズンに当たる春節(旧正月)連休期間を前に上位8ブランドが各1万台を超え、上位10ブランド合計で12万8,000台に上った。一方、2月は9万7,600台に縮小し、末端市場の購入意欲が予想されたほど強くなく、在庫水準が高まったことがうかがえた。1~2月累計では22万5,000台で、業界の当初予測の25万台を割り込んでおり、今後も値下げ競争が続くと予想される。
 
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 ブランド別では、奇美グループの「CHIMEI(チーメイ)」が、1月は2万1,000台でソニーの2万2,000台に次ぐ2位、2月は1万5,600台で首位と好調だった。

 ソニーは、昨年末からの値下げキャンペーンで、40インチ機種を3万7,900台湾元から2万9,900元(約8万9,000円)に下げて台湾地場ブランドとの価格差を約5,000元に縮めたことが、1月の出荷首位につながった。一方、2月は40インチ機種の出荷が1,100台余りと1月の8,000台以上から大幅に縮小。全体でも4,500台と、前月比80%近く減少し8位に転落した。2010年モデル投入前の旧モデル在庫がほぼ一掃されたためとみられる。