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NOR型フラッシュ2社、Q3まで受注見通し


ニュース 電子 作成日:2010年4月6日_記事番号:T00021927

NOR型フラッシュ2社、Q3まで受注見通し

 
 中国のノーブランド携帯電話への搭載拡大、および電子製品の末端需要の高まりからNOR型フラッシュメモリーの供給不足が深刻化している状況を受け、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)と華邦電子(ウインボンド・エレクトロニクス)は、生産能力増強のため、それぞれ15億株、3億6,000万株、合計300億台湾元(約890億円)規模の増資計画を発表した。業界関係者によると2社の受注見通しは第3四半期まで立っているという。6日付工商時報が報じた。

 マクロニクスは、主力の製造プロセスを0.13マイクロメートルから0.11マイクロに移行中で、ファウンドリーの買収も検討している。

 ウインボンドは、生産能力を現在の4,000枚から、4月に7,000枚に、将来的には1万枚まで引き上げる計画だ。また同社は需給逼迫(ひっぱく)を受け、NOR型フラッシュメモリーの一部製品で適度な値上げを行ったと表明した。