ニュース 電子 作成日:2010年4月6日_記事番号:T00021928
液晶パネル最大手、新・奇美電子(チーメイ・イノルックス)はこのほど、10世代以上のパネル工場の建設に向けて、経済部工業局に用地取得への協力を要請した。中部科学工業園区(中科)二林基地で10世代以上の新工場建設計画を進める、ライバルの友達光電(AUO)に対抗する動きとみられている。4日付経済日報が伝えた。
経済部関係者によると、奇美電の30~40ヘクタール以上の土地確保の要望に対し、工業局は既に彰化浜海工業区(彰化県)で用地を提供する方針を伝えた。ただ、同社は旧・群創光電(イノルックス・ディスプレイ)の6世代工場に近い、苗栗県以北での設置という方針を崩さないもようだ。
なお、奇美電とAUOが10世代以上の工場建設計画に取り組む背景には、中国での8.5世代以上の工場建設を進めたい狙いがあるとみられる。現行の規定では、台湾に持つ8.5世代以上の工場は中国では建設できないため、早めに新世代工場に着手し、競争力を高めたい考えだ。
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