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作成日：2010年4月7日_記事番号：T00021935
劉兆玄・前行政院長、上海万博に派遣
劉兆玄前行政院長は６日、５月11日に上海万博の会場で台湾館の点灯イベントに出席することを明らかにした。劉前院長の訪中は馬英九総統の指名があったとされ、過去の連戦、呉伯雄の両氏ら国民党長老格の訪中と同様、馬総統の「名代」としての色彩が濃い。このため中国側もその重要性を理解し、訪問を受け入れたとされる。７日付中国時報が伝えた。
劉前院長は、中華民国対外貿易発展協会（TAITRA）の王志剛董事長の招きで上海入りする。辞任した閣僚らが相次いで訪中し、政治的背景が指摘されることについて、現在、国家文化総会の会長を務める劉前院長は「自分は辞任して相当期間（７カ月）たっている。今回の訪問で会うのは文化界、学術界の関係者だけだ。民間人として台湾館の点灯イベントに出席するのは、非常に有意義なことだ」と述べた。
