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作成日：2010年4月7日_記事番号：T00021942
上海行き直航便航空券、４千元値上がり
７日付中国時報によると、台北から上海行き直航便の航空券が深刻な供給不足に陥っており、往復価格が昨年から4,000台湾元（約１万2,000円）以上値上がりしている。旅行会社によると、14日間有効の往復航空券で、飛行時間が同じ香港行きの7,000～8,000元に対し、上海行きは１万8,000～１万9,000元に達している。
航空券の供給不足は、５月から開催される上海万博や、中国人観光客の激増が主因とみられている。
上海行きが供給不足となっているために、近隣の南京や寧波、杭州行きでも2,000元上昇、さらに上海・蘇州・杭州５日間のツアーも、昨年は１万8,000元でさらに１人無料という超低価格商品も登場したが、今年は２万5,000元以上に上昇している。航空券の確保が困難なため、上海を含むツアーの到着地を寧波などの近隣都市としたり、香港やマカオ乗り継ぎ便の利用に変更するなど、旅行会社は対応に苦慮している。
なお、交通部民用航空局によると、中国当局に対し上海行きの増便を求めているが、回答は得られていないという。
