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医療費割安、外国人患者の入院急増【表】


ニュース 医薬 作成日:2010年4月7日_記事番号:T00021946

医療費割安、外国人患者の入院急増【表】

 
 高い医療水準と割安な医療費を背景に、台湾の大型病院で外国人患者の入院が急増している。

 7日付聯合報によると、米アラスカ州在住の船長の男性は、ひざの人工関節の埋め込み手術を受けた。理由は米国よりも手術費用が大幅に安いためだ。米国ではひざ人工関節の手術に5万米ドルの費用がかかるという。これに対し、台湾ではその10分の1で済む。冠状動脈のバイパス手術、前立腺手術なども割安だという。このほか、生体肝移植などの技術も世界に知られるようになってきているという。

 高雄長庚医院の陳肇隆副院長は「毎日世界各地から肝臓移植に関する問い合わせのメールが来る。高雄長庚医院では既に東南アジア、日本、中国、パキスタン、米国の患者が治療を受けた」と語った。

 また、国立台湾大学医学院附設医院(台大医院)の譚慶鼎・広報担当は、「難病治療の経験が世界に知られるようになり、子供の保護者がネット検索で連絡してくるようになった。宣伝しなくとも患者が自らやってくる状態だ」と話した。
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