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作成日：2010年4月7日_記事番号：T00021947
長栄桂冠酒店、中国１号店を上海に
長栄集団（エバーグリーン・グループ）は６日、傘下の長栄酒店国際連鎖（エバーグリーン・インターナショナル・ホテルズ）の中国１号店を上海に設置すると宣言した。開業は2013年を予定する。７日付工商時報が伝えた。
長栄酒店国際連鎖はこの計画で同日、上海浦東軟件園（上海浦東ソフトウエアパーク）と、「長栄桂冠酒店（エバーグリーン・ローレル・ホテル）上海」の設立に関する提携協議書に署名した。投資額は総額５億人民元（約68億6,000万円）。中国のハイテク産業の集積拠点の一つ、張江高科技園区内の上海浦東軟件園の第３期商業用地に設置する。国際見本市会場の上海新国際博覧中心や、建設予定の上海ディズニーランドから車で10分ほどの距離だという。
計画では総床面積２万平方メートル余り、客室数は248室で、800人収容の会議場などを設置。開業後は上海浦東地区に新たなホテルブームを呼ぶと長栄集団は予想している。
同集団は、唯一の台湾発の国際ホテルチェーンとして、「台湾らしい人情味と国際的な一流のサービスを提供していきたい」と表明している。
