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作成日：2010年4月7日_記事番号：T00021953
デルタ、浦東に環境技術開発拠点
電源アダプタ最大手の台達電子工業（デルタ・エレクトロニクス）は６日、中国・上海市の浦東新区曹路鎮に環境技術研究開発（Ｒ＆Ｄ）センターを設置する内容の覚書を現地当局との間で結んだ。７日付工商時報が伝えた。
今回の覚書は、韓正上海市長が率いる上海市の経済貿易視察団が訪台したのに合わせ結ばれた。同センターは建築面積５万4,800平方メートルで、地上12階、地下３階。６月末までに完成し、年内に業務を開始する。同センターの研究要員は2,000人規模となる。ビル本体にも最新の省エネ技術が生かされる。
同センターには電力電子技術製品の研究開発実験室が設置され、エネルギー効率の向上に向けた生産が行われるほか、開発後のテスト生産を担当する。重点研究分野は省エネ、環境保護型の蓄電、電力効率の向上、送電技術、分散式電源、製造業の自動化設備管理など。
