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コンビニ大手4社、菜食者向け食品を相次ぎ発売


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年4月8日_記事番号:T00021975

コンビニ大手4社、菜食者向け食品を相次ぎ発売

 
 コンビニエンスストア大手4社が4月から、肉などを使わない「素食」の弁当や惣菜の新商品を相次いで発売する。台湾では食肉市場規模が昨年9月以降10%縮小しているのに対し、広義のベジタリアン人口は400万人へと倍増したとされ、コンビニ業界の新たな競争の場となりそうだ。8日付自由時報が報じた。

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国立中山大学(高雄市)では6日、「肉ゼロが地球を救う」と銘打ち、校内で肉料理を提供しないイベントを行った(6日=中央社)

 統一超商(プレジデント・チェーンストア)が展開するセブン-イレブンは19日から、肉だけでなく乳製品も卵も使わない▽チャーハン▽焼きそば▽とろみスープ▽中華まん▽枝豆──を各25台湾元(約74円)、3種まとめて買う場合は66元で販売する予定だ。

 全家便利商店(台湾ファミリーマート)は、既にカットフルーツ10種以上を販売しているほか、12日からサラダ10種を投入する。

 OK便利店は14日から、卵は含むが肉を使わない中華めんを発売。5月の母の日用ケーキは、消費者が選びやすいよう、食品衛生法に従い「全素或純素(乳製品も卵も含まない。ねぎなど5種の薬味も含まない)」「蛋素(卵を含む)」など表示する。

 萊爾富(ハイライフ)は、焼きたてパンコーナーに、肉を使用しない商品を置いているが、今後も年内に「素食」用の新商品15種以上を発売する予定だ。