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愛之味、中国・光明食品と提携


ニュース 食品 作成日:2010年4月8日_記事番号:T00021979

愛之味、中国・光明食品と提携

 
 耐斯企業集団(ナイスグループ)傘下の食品大手、愛之味は7日、中国食品大手グループ、光明食品集団と、中国の清涼飲料および冷凍冷蔵食品市場の共同開拓を進めることで提携覚書を取り交わした。愛之味は、オートミール飲料の「純濃燕麦」やトマトジュースの「鮮採蕃茄」など、同社主力商品が光明の販売網で販売されることに期待している。8日付経済日報が報じた。

 愛之味は上海で生産を行っており、光明が同拠点に出資を行うという観測もある。

 光明は同日、茶葉事業を中核とする台湾農林とも提携覚書した。光明は台湾農林から茶葉や蘭の花を調達する。台湾農林は、中国資本による台湾投資のさらなる規制緩和が行われた後、光明を引受先とする第三者割当増資を実施する考えだ。

 光明集団は傘下に光明乳業など4社の上場企業を抱えており、グループの資産規模は458億人民元(約6,260億円)に達する。今回、韓正上海市長の訪台に合わせて王宗南董事長が台湾を訪れた。