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東和鋼鉄のH形鋼、800元値上げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年4月8日_記事番号:T00021981

東和鋼鉄のH形鋼、800元値上げ

 
 鉄筋大手の東和鋼鉄企業(東鋼)は7日、H形鋼の価格を1トン当たり800台湾元引き上げ、2万3,600~2万4,400元(約6万9,800円~7万2,100円)とした。上げ幅は約3.3%。同社のH形鋼の値上げは今年で4度目で、累計で1トン2,700元上昇、上げ幅は10%を超えた。8日付経済日報が伝えた。

 東鋼の主管は、「原料となるスクラップ鋼の国際価格が1トン450米ドルを超え、電炉メーカーのコスト圧力が強まったため、値上げに踏み切らざるを得なくなった」と説明した。

 同社は先週末、鉄筋価格も1トン500元引き上げている。証券会社は、スクラップ鋼価格の上昇が今後も続けば、鉄筋、H形鋼価格もさらに上昇する可能性があると指摘した。

 なお同社が桃園県に新設した観音工場は、4月中に試験生産に入り、5月から量産を開始する計画だ。