行政院経済建設委員会（経建会）の単驥副主任委員によると、１～２月に新たに民間企業から申請された重大投資計画（投資額5,000万台湾元＝約１億4,800万円以上）の合計投資額が2,921億元に上り、2001年以降で最高となった。９日付工商時報が報じた。
１～２月に投資規模を伸ばしたことで、経建会による通年の新規重大民間投資の目標額１兆272億元に対する達成率は既に28％となっている。昨年は１～２月時点で554億元で、通年目標１兆10億元に対する達成率が６％にとどまったのとは対照的で、金融危機発生前の同時期の達成率06～08年の24～27％を上回った。停止していた民間企業の投資計画が動き出したといえそうだ。
