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作成日：2010年4月9日_記事番号：T00022006
北儒精密、香港の僑威光伏と提携
真空めっき設備大手の北儒精密は８日、香港上場の僑威集団（ＫＩＴＨホールディングス）傘下の僑威光伏と提携し、中国の太陽電池市場に進出すると発表した。９日付工商時報が伝えた。
北儒精密は台湾で数社しかない未上場の真空めっき設備専門メーカーで、南部科学工業園区（南科）に工場を持つ。提携先の僑威集団はたばこ・酒の包装材メーカー大手で、電子製品の生産も手掛けている。傘下の僑威光伏は中国でＣＩＧＳ太陽電池事業を展開している。
双方は中国向けにＣＩＧＳ太陽電池発電プラント輸出を行う。既に200メガワット（MW）相当の受注に成功しており、年内にさらに30MW相当の輸出を見込む。今年の輸出額は5,000万米ドル以上に達する見通しだ。
北儒精密は現在、台湾の半導体メーカーと協力し、ＣＩＧＳ太陽電池の生産設備の開発を進めている。
