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統一企業の3月売上高、前月比15.9%増


ニュース 食品 作成日:2010年4月9日_記事番号:T00022008

統一企業の3月売上高、前月比15.9%増

 
 食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)は8日、3月売上高が前月比15.9%増、前年同月比8.09%増の37億3,200万台湾元(約109億4,600万円)となったと発表した。また、第1四半期通期では前年同期比5.47%増の107億9,100万元と予想を上回った。

 前月比増収の理由について統一の主管は、商品の売れ行きが好調な上、2月は春節(旧正月)連休で稼働日数が少なく、比較対象となる数値が低かったことを挙げた。

 第2四半期の見通しについて統一は、飲料のハイシーズンに入るため、さらなる好業績が見込めるとしている。また、この時期に合わせて、健康効果を強調した飲料水「長寿村」の発売を予定、最近の健康意識の高まりを追い風にシェア拡大を狙う。

 さらに現在訪台中の、中国に5,000拠点を持つ上海の大手スーパーマーケット業者、聯華超市の華国平総経理は7日、統一など台湾の食品大手3社から15億人民元(約205億円)の調達を行うことを表明しており、聯華超市の親会社、百聯集団傘下の販売店と提携関係を持つ統一は、今後さらに提携を深めていく構えだ。