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作成日：2010年4月9日_記事番号：T00022017
ＵＭＣの３月売上高、前年比108％増
聯華電子（ＵＭＣ）が８日発表した３月売上高は、前月比9.8％、前年同月比108.75％増の94億8,000万台湾元（約278億円）だった。また、第１四半期通期では前期比3.7％減、前年同期比146.5％増の267億1,500万元で、同社および市場の予測とほぼ一致した。９日付工商時報が伝えた。
同社は３月に発生した高雄県甲仙郷を震源とするマグニチュード（Ｍ）6.4の地震で、操業に1.5日の影響が出たがすぐにこれを挽回（ばんかい）。さらに同月は12インチウエハー工場がフル稼働、８インチ工場も「聯家軍」と呼ばれるＵＭＣと関係が深い顧客からの注文増加により稼働率が90％まで上昇した。
ＵＭＣの第２四半期業績について設備業者は、ウエハー出荷枚数は前期比７～８％増加し、平均販売単価（ＡＳＰ）は65／55ナノプロセスの受注増加により２～３％上昇するとみており、売上高は290億～300億元の水準が見込めると予測している。
