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レックスチップ新工場、PCメーカーの出資要請【表】


ニュース 電子 作成日:2010年4月9日_記事番号:T00022019

レックスチップ新工場、PCメーカーの出資要請【表】

 
 エルピーダメモリの坂本幸雄社長は8日、同社と力晶半導体(PSC)の合弁会社、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)の新工場計画に対し、台湾のパソコンメーカーから20億米ドルの出資を募る方針を明らかにした。新工場のDRAM生産能力は12インチウエハーで月8万枚で、最先端の30ナノメートル技術を採用する。来年末の操業開始を目指す。9日付経済日報が伝えた。
 
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 DRAM工場の新設には多額の設備投資が必要となるが、現在十分な資金力を備えているのは、韓国のサムスン電子に限られているのが現状だ。このため、取引先のPCメーカーからの出資を募り、資金を確保することにした。

 坂本社長は「投資財源の50%は既存株主から調達し、残る50%は台湾のPCメーカーから出資を募りたい」と語った。出資引き受け先については具体的な言及を避けた。

 エルピーダは現在、レックスチップに60%以上を出資している。