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ウィンボンド、46ナノ技術を自社開発か


ニュース 電子 作成日:2010年4月9日_記事番号:T00022020

ウィンボンド、46ナノ技術を自社開発か

 
 9日付電子時報によると、今年年初に40ナノメートル製造プロセス導入を宣言した中堅DRAMメーカー、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)は、昨年3月に経営破綻した独キマンダの技術チーム出身者を獲得し、キマンダの埋め込み型ワード線(buried wordline)技術を利用して46ナノプロセス技術を開発して、台湾で初めて自前で40ナノ世代のDRAM技術を擁するメーカーとなったもようだ。

 メモリー業界関係者は、キマンダの埋め込み型ワード線技術は、ウエハーサイズを小さく抑えることができ、量産できればコスト競争力は同業他社に劣らず、エルピーダメモリも提携を検討したほどだと指摘した。ウィンボンドは、米マイクロン・テクノロジー陣営、エルピーダメモリ陣営以外の新たな技術保有メーカーとなる。