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松山空港、国際空港転換で旅客6倍予想


ニュース 運輸 作成日:2010年4月12日_記事番号:T00022026

松山空港、国際空港転換で旅客6倍予想

 
 台北市の松山空港は9日、来年の拡張工事完了後、就航便数が現在の3倍、利用客数が現在の6倍の年間延べ338万人に増えるとの見通しを明らかにした。12日付経済日報が伝えた。

 松山空港には今年10月に東京・羽田線と中台直航便の上海虹橋線が乗り入れ、31年ぶりに国際空港化する。これに伴い、中台直航便も国際線の数字に含めると、国際線乗客が全利用客に占める割合は、現在の20%から60%に増えると見込まれる。台湾域内線と国際線(中台路線も含む)の割合は、現在の8対2が4対6へと変化する。

 毛治国交通部長は「松山空港の3期に分けた拡張工事が来年の双十節(10月10日)までに完了し、その後は『首都空港』として位置付け、小さいながらも効率が高い空港を目指す」とした。

 松山空港の利用客は1997年に延べ1,539万人でピークに達したが、その後は高速道路の整備や台湾高速鉄路(台鉄)の開通で減り続け、昨年は1日当たりの利用客が1,650人にまで落ち込んだ。