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台北市、「世貿二館」改築などBOT事業推進


ニュース 建設 作成日:2010年4月12日_記事番号:T00022032

台北市、「世貿二館」改築などBOT事業推進

 
 台北市政府財政局は11日、信義計画区の台北世界貿易中心展覧二館(世貿二館)改築とA25業務施設用地(松勇路と松高路の交差点付近)の再開発をBOT(建設・運営・譲渡)方式で推進するため、近く参入業者の募集を開始する。両事業への投資額は各60億台湾元、合計120億元(約354億円)が見込まれる。12日付経済日報が伝えた。

 市財政局は現在、BOT事業の推進に向け、外部に検討作業を依頼しており、それを踏まえて、開発計画を確定する。

 このうち、世貿二館は展示ブースを300カ所しか収容できないなど手狭となっているため、今年下半期にもBOT事業への参入業者を募る。A25用地は現在駐車場として使われ、再開発を待っている。

 このほか、敦化南路一段の面積400坪余りの用地もBOT方式による再開発が進められる予定で、投資額は10億元が見込まれている。地上権を設定し、オフィスビルを建設し、一部は警察の派出所となる予定だ。